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 7月9日 日曜日 筑波サーキットにて SCCJインタークラブヒストリックカーレース(以下インタークラブレース)の耐久レース第2戦が、茨城県の筑波サーキット(2,045m)で、行われました。

 初戦で、クラス2位となり、いやがうえでもお立ち台の真ん中に立つのに、大きな期待が掛かります。

 天候は、怪しく予報では「雨」。

 3日前に横浜タイヤさんに「レインタイヤ」の調整、すばやい対応をして頂き、当日タイヤサービスに『ADVAN A049か、Neova AD07』を用意することになりました。

 雨が降れば、ニューなレインタイヤと、先日のチーム練習(雨)の成果が・・・

朝八時現在では、まだ降る気配はありません。雲は厚いです・・
 タイヤを決めるのは、裕監督に任せました。

判断を誤ると勝てませんし、うまく判断をすると勝ちぬけられます。

レース前から、レースは始まっていました。

11時30スタートなので、監督は「10時30分までに決めよう」と、天気予報と空を繰り返し見て戦略を考えています。

今回のスターターは、森山選手の予定でしたが、翌週に十勝で行われるスーパー耐久に出場の為に、減量の為、トレーニングしすぎて(笑)足を悪くして自力で走るのは難しい状態で、またまた小玉選手がスターターを勤める事になりました。

10時30分になりタイヤの選択を迫られる時間になり、監督の判断は「そのままA048」
と言う事になり、皆で腹を括りました。

 
スタート時間が来て、旧ル・マン式スタートの為に全車隊列を整えます。

今回、私たちのストップタイムは1分29秒となり、タイムが長い順よりポールポジションの位置にグリッドをつけます。

日章旗が降られ、小玉選手の絶妙のダッシュでADVAN号にもぐりこみます。

サポーターは監督で、すばやい動きで装着を完了し、動き出すADVAN号を押してフォローします。

なんと、23台中5番目で1コーナーに消えていきました。

順当に考えて、総合でも10位に入れば・・・と予想していました。小玉選手のスティントで、8位で2番目の森山選手につなげればとも考えていたので素晴らしいスタートです。

ベストタイムを連発しながら、8位で森山選手につなげます。

しかし・・・肝心の森山選手のペースがあがりません。ベストより3秒も遅い走りに、ピットでは「トラブル?」と心配の声があがりましたが、十勝の走りを想定してゆっくり走っていたので、後で皆にどやされました(笑)

天候は、どんよりして温度が高く今にも降りそうですが・・・何とかもっています。

森山選手も、走りきり3番手のハリーさんに6位でバトンを繋ぎました。
この時点でクラス1位になっています!!

 
 やったー!優勝が見えてきました!(後で大変な事態になるのですが・笑)

ここで、クラスでライバルのE36-318is号が12秒台連発で、ヒタヒタと周回を縮めてきました。

ハリーさんも、温度が上がりパワーがでない状態でもリポートをしながら懸命に走ります。

ゴール!!!

なんと、目標のクラス優勝です!!!


やりました!!!

シャンペンも頂、お立ち台の真ん中に立ち、最高の表彰式をしました。

この、優勝は、裕監督のお陰です。

ドライバー各自は、監督の指示で動き、行動して掴んだ栄光です。

ありがとうございました。

 
・・・と、3日後にインタークラブの事務局から電話が・・・

「ごめんなそい、総合優勝のコルベットがクラスに入れ忘れていたので
アドバン号は総合7位、クラス2位です。本当にごめんなさい」

がーーーん・・・

と言うより大笑いしてしまいました。

なかなか勝たせてくれないんだなーっと思いながら、優勝として収録済みだったので、監督に告げると「ネタとしてはおもしろい」とプロのディレクターの視点で、早速番組を作り直されました。
 最後に、応援に来ていたた方、ありがとうございます!


今回で見えた課題は、パワー感の無さと熱に対する弱さです。

次回、9月23日の第三戦こそ・・・優勝を目指して頑張ります。

ちなみに本年度のランキングは、なんとトップです!!

是非、皆さんつづいて応援よろしくお願いいたします!


TEXT :MORIYAMA/PHOTO:KODAMA&PitCrew

    
c 2006- Team Driving Navigator by ADVAN